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2022/01/11 11:42
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2022年1月4−7日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、2年ぶりとなる「ダブル・ブレイン」など4ファンドが返り咲いた。 野村アセットマネジメントの「ダブル・ブレイン」は47億円の純資金流入となり、2020年1月6−10日以来2年ぶりのランクインとなった。同ファンドは、英マン・グループが運用する外国籍ファンドへの投資を通じて、株式、債券、商品等に関するデリバティブ取引、為替予約取引等を実質的な主要取引対象とする。ポートフォリオは、「ダイバーシファイド戦略」と「ターゲットリスク戦略」から構成され、各戦略のリスク水準を踏まえて配分比率が決定される。「ダイバーシファイド戦略」では、各投資対象を売り持ち(ショート)または買い持ち(ロング)して、市場の上昇トレンド・下降トレンドの双方に追随し、絶対収益の獲得を目標に積極的な運用を行う。「ターゲットリスク戦略」では、各投資対象を買い持ち(ロング)して、安定した収益の獲得を目標に運用を行う。 このほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「投資のソムリエ」、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がトップ10内に返り咲いた。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は2021年12月20−24日以来2週ぶり、「投資のソムリエ」は同9月27日−10月1日以来3カ月ぶり、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は同5月7−15日以来約8カ月ぶりにランクインした。 先週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim米国株式」。261億円の純資金流入となり、2021年11月1−5日以来2カ月ぶりのトップとなった。このほかには、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」と「Bコース(為替ヘッジなし)」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド」が先々週(2021年12月27−30日)に続いてランクインした。 一方、先々週ランクインしていたファンドのうち、「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」、「マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型)」、「大和住銀 DC海外株式アクティブファンド」、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」がトップ10圏外となった。
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