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2022/03/28 16:00
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2022年3月22−25日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、新規設定の「グローバル仮想世界株式戦略ファンド」(愛称:フューチャーメタバース)が第4位となったほか、1ファンドがトップ10内に返り咲いた。 岡三アセットマネジメントの「グローバル仮想世界株式戦略ファンド」は22日の設定。ケイマン籍ファンドへの投資を通じて、日本を含む世界の上場企業の中から、インターネット上の仮想空間(=メタバース)で展開されるバーチャル経済圏の拡大による恩恵が見込まれる「仮想世界関連企業」の株式に投資する。仮想オフィスや仮想旅行体験といったメタバースを活用したサービス関連の「メタ・サービス」、ヘッドセット、ヘッドマウントディスプレイといったメタバースとユーザーをつなぐ機器関連の「メタ・デバイス」、サイバーセキュリティ、高速データ通信などメタバースの利用環境を支える技術に関連する「メタ・インフラ」の3つのカテゴリーに投資する。ケイマン籍ファンドの運用は、米ニューバーガー・バーマン・グループのニューバーガー・バーマン・インベストメント・アドバイザーズ・エル・エル・シーが手掛ける。 トップ10内に返り咲いたのは、「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」で、2月28日−3月4日以来3週ぶりのランクインとなった。 先週の純資金流入額トップは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」。133億円の純資金流入となり、2週連続のトップとなった。同シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」のほか、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド」、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が先々週(2022年3月14−18日)に続いてトップ10内となった。 一方、先々週ランクインしていたファンドのうち、「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」がトップ10圏外となった。
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