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2022/07/22 15:30
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF、通貨選択型除く)のうち22年6月末時点の純資産残高が10億円以上のREIT型ファンドを対象に、22年上半期(1−6月)のリターン上位ファンドを見たところ、トップは三井住友トラスト・アセットマネジメントの「アジアREIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」となった。アジアREITに投資するファンドが上位5本のうち4本を占めた。22年上半期のグローバルREITのパフォーマンス(円ベース)は、世界各国の金融引き締めによる景気減速懸念を背景に低調であったが、その中にあってシンガポールと香港はプラスとなった。 上位5ファンドのうち、第4位の「eMAXIS 新興国リートインデックス」を除く4ファンドはいずれも日本を除くアジア諸国・地域のREITに投資するアクティブファンド。また、第2位の「アジアリートファンド(毎月分配型)」と第5位の「アジアREITオープン(毎月分配型)」は同じマザーファンドに投資する。 22年6月末時点のポートフォリオに占める国・地域別比率を見ると、「アジアREIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」はシンガポール72.93%、香港23.06%、「アジアリートファンド(毎月分配型)」と「アジアREITオープン(毎月分配型)」はシンガポール76.6%、香港17.6%など、「ワールド・リート・セレクション(アジア)(年2回決算型)」(7月7日時点)はシンガポール76.2%、香港13.4%などとなっている。 「eMAXIS 新興国リートインデックス」は「S&P新興国リートインデックス(配当込み・円換算ベース)」をベンチマークとする。22年6月末時点の国・地域別組入上位は、南アフリカ31.3%、メキシコ20.2%、インド12.2%などとなっている。
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