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2022/12/14 12:18
三菱UFJ国際投信の「モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)」(M・Sグローバル・プレミアム株式(H無))の純資産残高が13日に2000億円に到達(2009億円)した。2012年2月の設定から2021年3月の1000億円到達までに9年1カ月余りを要したのに対し、1000億円から1年8カ月余りで2000億円に到達した。 同ファンドは、世界の企業の中から「プレミアム企業」20〜40社の株式に厳選して投資する。「プレミアム企業」とは、高いブランド力、有力な特許、強固な販売網などに支えられた高い競争力を背景に持続的な利益成長が期待される企業を指す。実質的な運用は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの欧州拠点である英ロンドンのモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・リミテッドが手掛ける。 2022年10月末時点のポートフォリオの組入銘柄は33銘柄。組入上位国・地域は米国73.4%、英国9.5%、フランス6.6%、組入上位業種は情報技術34.0%、生活必需品25.0%、ヘルスケア22.1%、組入上位銘柄は、米『マイクロソフト』8.6%、米『フィリップ・モリス・インターナショナル』(7.2%)、米『ビザ』(6.5%)となっている。 同ファンドが投資するプレミアム企業は、高いブランド力や強固な販売網などを背景に高い価格決定力を有し、継続的な売上の獲得が見込まれるため、景気動向に左右されにくいという特徴を有する。プレミアム企業の安定感を背景に同ファンドはリスクを抑制した運用を行っており、特に市場の下落局面において強さを発揮している。 2022年11月末時点の過去10年間のリスク(標準偏差)は14.42%とカテゴリー「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」平均を4.19%下回り、カテゴリー87本中第2位。リスクに見合ったリターンを獲得しているかを見る指標であるシャープレシオは、同月末時点の過去10年間で0.98とカテゴリー平均を0.23上回り、カテゴリー内トップとなっている。
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