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2023/08/21 18:03
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2023年8月14日−18日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が3週ぶりのトップとなったほか、2ファンドが返り咲いた。 「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、日本を含む先進国株式の中から、「成長」、「配当」、「割安」という3つのポイントに着目し、独自の視点で厳選した「世界のベスト」と考える銘柄に投資を行うファンド。2023年7月末時点の過去1年間のトータルリターンは26.52%で、同時期の米国株式インデックスファンド「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の19.48%や全世界株式インデックスファンド「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の19.38%よりも高いリターンをあげている。また、毎月決算型は、1万口当たり150円の分配金を毎月分配し、かつ、基準価額が右肩上がりで上昇するというパフォーマンスの良さが目立っている。 「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は約117億円の純資金流入となり、先週のトップから第2位に順位を落としたものの引き続き100億円を超える資金流入が続いている。このほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「日経225ノーロードオープン」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)、「ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、が先々週(8月7日−8月10日)に続いてトップ10入りした。 先週トップ10内に返り咲いたのは、「楽天 日本株4.3倍ブル」と「たわらノーロード先進国株式」となった。 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「高成長インド・中型株式ファンド」と「高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型)」がトップ10圏外となった。
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