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2023/09/04 15:51
投資信託協会が9月1日に更新した「NISA成長投資枠対象商品リスト」(非上場投信)で新たに127本の投信がリストアップされ(既存リストから削除2本)、対象ファンド数が合計1616本になった。今回の更新では、スパークス・アセット・マネジメントなどが新たに加わったほか、農林中金全共連アセットマネジメントのインデックスファンドシリーズである「NZAM・ベータ」シリーズも登録された。 「NISA成長投資枠対象商品リスト」は、6月21日から公表が始まり、7月10日に続いて、8月1日は第3回目の公表になった。第1回目に941本だったファンド数は、第2回目に319本が追加、第3回の発表で239本(8本削除)が追加、第4回目で追加本数は127本と、徐々に追加される本数が減少する傾向にある。 9月1日分で初めて運用ファンドがリストアップされたスパークス・アセットでは、同社を代表する公募投信である「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」の他、「スパークス・企業価値創造日本株ファンド」、「スパークス・M&S・ジャパン・ファンド(愛称:華咲く中小型)」、「スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド」など、同社の特徴が活きる国内株式アクティブファンドがリストアップされた。 また、「NZAM・ベータ」シリーズでは、「つみたて投資枠」の対象ファンドにもなる「NZAM・ベータ S&P500」、「NZAM・ベータ 先進国株式」、「NZAM・ベータ 日経225」、「NZAM・ベータ 先進国2資産(株式+REIT)」、「NZAM・ベータ 日本2資産(株式+REIT)」、「NZAM・ベータ 米国2資産(株式+REIT)」などもリストアップされた。 今回までの発表で、「つみたて投資枠」でも活用できるファンドは215本になった。現在の「つみたてNISA」対象商品240本(上場投資信託除く)の約90%がリストアップされたことになる。 今後の発表予定は、10月2日、11月1日、12月1日と月初となり、最後は12月19日だ。今後の発表に注目していきたい。(イメージ写真提供:123RF)
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