インド株式ファンド、コスト引き下げ競争激化
2023/11/10 17:45
ａｕアセットマネジメントは８日、「ａｕＡＭＮｉｆｔｙ５０インド株式ファンド」の信託報酬等を年率０．５３９％（税込）から０．４６７５％へ引き下げると発表した。
投資家に人気のインド株式ファンドだが、今年２３年、インデックスファンドは、同ファンドを含む３本の追加型株式投信が設定された。大和アセットマネジメントは３月、「ｉＦｒｅｅＮＥＸＴ インド株インデックス」を設定。Ｎｉｆｔｙ５０指数（配当込、円ベース）に連動することを目指し、信託報酬等は年率０．４７３％（税込）となっている。８月には「ａｕＡＭＮｉｆｔｙ５０インド株式ファンド」が設定された。こちらもＮｉｔｆｙ５０指数（配当込、円ベース）への連動を目指している。
ＳＢＩアセットマネジメントは９月、「ＳＢＩ・ｉシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」（愛称：サクっとインド株式）」を設定した。Ｓ＆Ｐ ＢＳＥ ＳＥＮＳＥＸ インデックス（配当込、円ベース）への連動を目指し、信託報酬等は年率０．４６３８％（税込）程度となっている。
インド株式に投資するウエルスアドバイザーカテゴリー「国際株式・インド（為替ヘッジなし）」に属する３６ファンド（２３年９月末時点）の信託報酬等の平均１．７５％と比べると、３本のインデックスファンドは、信託報酬等の低さが際立つ。
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