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2023/11/10 21:27
ウエルスアドバイザーの独自推計によると、23年10月末までの年初来の国内公募追加型株式投信(ETF除く)の純資金流出入額は6.4兆円の純資金流入となった。大分類では「国際株式型」が3兆4808億円と最大の純資金流入。それに続くのが上半期、堅調に推移した日本株式を投資対象とする「国内株式型」で8388億円の純資金流入となった。 「国内株式型」(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETFを除く)の純資金流入額上位10ファンドにインデックスファンドは入らなかった。 第1位は「日本好配当リバランスオープン」で同期間の純資金流入額は963億円であった。同ファンドは、日経500種平均株価採用銘柄の中から予想配当利回り上位70銘柄に等金額投資し、原則として毎月リバランスする。10月末時点の過去10年間のトータルリターン(年率)は11.91%とカテゴリー「国内中型バリュー」平均を3.71%上回り、カテゴリー19本中第2位となっている。 第2位は868億円の純資金流入となった「スパークス・企業価値創造日本株ファンド」。潜在価値の高い企業を選別し、長期集中投資によりリターンを追求する特化型のファンドで、今年5月に設定された。 第3位は1996年2月に設定され長期運用実績を有する「ノムラ・ジャパン・オープン」で608億円の純資金流入となった。同ファンドは、競争力や経営力が高く、中長期的に堅調な業績が期待できる企業の株式に投資する。
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