2007年のマーケット＝「サブプライム・ローン」問題が表面化。翌2008年はリーマン･ショック

2007年の主なできごと

7月11日

アメリカ大リーグのオールスター戦でマリナーズのイチロー選手が日本人初のMVP

7月16日

「新潟中越沖地震」新潟・長野で震度6強の地震が発生。死者7人、負傷者800人以上

7月29日

第21回参議院選挙で自民党が民主党に歴史的大敗。自民党37議席に対し民主党60議席

流行語大賞

「（宮崎を）どげんかせんといかん」、「ハニカミ王子」

今年の漢字

「偽」

日経平均株価

一時、18,000円をつけるものの、サブプライム・ローン問題顕在化、それに伴う欧米金融機関の損失拡大の影響を受け、世界的株安に発展。日経平均株価も▲11％下落し、翌年へも不透明感を残す。

ドル＝円

2007年も米国との金利差に着目した「円キャリートレード」が行われ、円安が進展。ところが、年央からサブプライム･ローン問題が顕在化したため、リスク回避する動きが強まり、一転円高に振れる。この後、約5年間にわたって円高が進展する。

NYダウ

住宅市況の活況が長らく米国相場の上昇を下支えしてきた中、低所得者向けの「サブプライム・ローン」の多くが貸し倒れとなり、問題が表面化。翌2008年に起こった欧米金融機関の損失の温床となる。