2024年の主なできごと
- 1月1日
- 石川県能登半島で震度7の地震が発生
- 新NISAスタート
- 2月22日
- 日経平均株価が1989年の史上最高値3万8,915円を35年ぶりに更新
- 3月1日
- 漫画家の鳥山明さんが68歳で死去
- 3月19日
- 日銀がマイナス金利政策を解除、17年ぶり利上げ
- 7月3日
- 日本銀行が20年ぶりに新紙幣を発行。1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎が肖像に
- 12月7日
- バッシャール・アル=アサド大統領が国外に亡命し、アサド政権が崩壊
- 流行語大賞
- 「ふてほど」
- 今年の漢字
- 「金」
2024年の日経平均株価
2024年のドル=円
2024年のNYダウ
2024年のオーストラリアドル=円
2024年のユーロ=円
2024年の主要通貨の騰落率(対円ベース)
2024年の主要国株価指数騰落率
日経平均株価
2024年の日経平均株価は、全体的に大きな変動を見せました。年初から半導体関連銘柄や主力株が相場をけん引し、2月にはバブル崩壊後の最高値を更新しました。しかし、4月には米国の利下げ期待が後退し、株価は一時的に下落しました。夏には再び上昇基調を取り戻し、7月には最高値を更新しましたが、その後は円高や米景気の悪化懸念や日銀による利上げなどで急落しました。秋以降は3万8,000円から4万円の範囲内で推移し、レンジ相場が続きました。年末には新政権への期待や半導体需要の回復が見込まれ、堅調な動きとなりました。
ドル=円
2024年のドル円相場は大きな変動を見せました。年初は一貫して円安基調となり、3月にはいったんFRBの利下げ観測の高まりにより円高の局面がありましたが、その後は米国の利下げ観測の後退や米長期金利の上昇により、ドル買いが優勢となりました。4月には日銀による為替介入もありましたが、7月には161円まで上昇する「歴史的円安」が見られました。夏以降のドル円は弱い米国の経済指標や日銀による利上げにより下落し、9月には140円割れの水準まで調整しましたが、年末にかけては米インフレ懸念の再燃もあって持ち直しました。
NYダウ
2024年のNYダウは、インフレの鈍化傾向を背景に年初から力強いスタートを切りました。中東情勢の緊迫化などを背景に春先にかけては下値を探りましたが、一巡後はインフレの鈍化や良好な企業業績を受けて切り返しました。夏場は米景気減速懸念から急落する場面がありましたが、FRBによる4年半ぶりの利下げや11月の米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利を材料に史上最高値を更新しました。25年の米利下げペースの鈍化観測から年末にかけては軟調な展開となりました。








