3月後半の新設ファンドは計32本、新興国を中心に多種多様なファンドの設定が目立つ

 モーニングスターがまとめた、3月後半(3月16日から31日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数(DC、SMA、ETF、限定追加型含む、マネープール除く、以下同)は計32本となる見通し。3月前半の13本(同)から大きく増加し、前年同期間の15本(同)からも増加する見込みとなる。日経平均株価に連動するETF(上場投資信託)が1本上場されるが、従来の日経平均株価の連動型ETFに比べ、最低投資金額や1売買当たりの投資金額が少額に設定されている。このほか、米国株式、新興国債券、新興国株式、国内REIT(不動産投資信託)など多種多様なファンドが設定予定となっている。

 三井住友アセットマネジメントが3月26日に設定を予定する「日興・新経済成長国エクイティ・ファンド(愛称:EG5)」は、高い経済成長が見込まれる新興国の中で、長期的な成長余力を有し、株式市場の成長が期待できる新経済成長国5カ国程度の株式などに実質的に投資を行う。EG5候補国の選定は「経済規模と経済成長率」、「人口ボーナス」、「地理的優位性」、「民主化度」をキーワードに独自に絞込みを行う。

 DIAMアセットマネジメントが3月28日に設定を予定する「DIAM アジアリートファンド」は、日本を除くアジア地域の金融商品取引所に上場するREITを主要投資対象とする。ボトムアップ・リサーチなどによる定性分析やトップダウン・リサーチによる国別・セクター別配分の両面からポートフォリオを構築する。

 一方、3月前半(3月1日から15日まで)の新設ファンド(同)の当初設定金額については、13本(同)で計481億円が集まった。中でも、「三菱UFJ G好利回りCB2013−03(H・限追)」<2013031101>が118億円を集めた。
提供:モーニングスター社
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