JPX日経400連動ファンド相次ぎ設定、DIAMは販売手数料無料

 新たな日本株式指数「JPX日経インデックス400」連動のインデックスファンドが相次ぎ設定される。すでに設定が発表されたのは4本。大和証券投資信託委託の「ダイワ JPX日経400ファンド」と「ダイワ JPX日経400ファンド(米ドル投資型)」、DIAMアセットマネジメントの「JPX日経400ノーロードオープン」が2014年1月6日に設定され、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「JPX日経インデックス400・オープン」が2014年1月7日に設定される。

 JPX日経400は、東京証券取引所上場(第1部、第2部、マザーズ、JASDAQ)の全銘柄のなかから、企業の資本効率を示すROE(株主資本利益率)や営業利益などの業績指標、流動性や企業統治への取り組みなどの基準により選ばれた400銘柄で構成される株価指数で、2014年1月6日より算出が始まる。

 インデックスファンドは指数に連動するため、アクティブファンドに比べて値動きが分かりやすく、初心者でも投資しやすい。JPX日経400連動ファンドもこうした点で注目され、来年1月から始まるNISA(少額投資非課税制度)を機に資産運用を考えている投資家にとって選択肢が広がりそうだ。

 設定される4本のうちDIAMアセットマネジメントの「JPX日経400ノーロードオープン」は販売手数料がかからないノーロードファンドとなっており、同社は「NISAの投資対象を検討中のお客様にぜひお勧めしたい」としている。
提供:モーニングスター社
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