国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン」が保有していたギリシャ国債の全売却を発表
国際投信投資顧問は12月17日付で、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>、「グローバル・ソブリン・オープン(3カ月決算型)」<1997121802>、「グローバル・ソブリン・オープン(1年決算型)」<2002030501>、「ユーロランド・ソブリン・インカム」<1998082804>、「ユーロ・ソブリン・オープン」<1998073107>の5ファンドについて、保有するギリシャ国債をすべて売却したと発表した。12月10日時点での「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」のポートフォリオ(マザーファンド)では、ギリシャ国債を2.6%組み入れていた。
12月16日にはS&Pがギリシャの長期ソブリン格付けを「A−」から「BBB+」に1段階引き下げており、格付け見通しを「クレジットウォッチ・ネガティブ」を継続し、さらなる格下げの可能性を示唆している。同ファンドは世界先進国のソブリン債券のうち、原則A格以上のものを主要投資対象としており、12月に入り格下げの可能性が高まったと判断し、12月16日までにギリシャ国債をすべて売却したという(「ユーロランド・ソブリン・インカム」「ユーロ・ソブリン・オープン」は8日まで)。
提供:モーニングスター社
12月16日にはS&Pがギリシャの長期ソブリン格付けを「A−」から「BBB+」に1段階引き下げており、格付け見通しを「クレジットウォッチ・ネガティブ」を継続し、さらなる格下げの可能性を示唆している。同ファンドは世界先進国のソブリン債券のうち、原則A格以上のものを主要投資対象としており、12月に入り格下げの可能性が高まったと判断し、12月16日までにギリシャ国債をすべて売却したという(「ユーロランド・ソブリン・インカム」「ユーロ・ソブリン・オープン」は8日まで)。
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