つみたてNISAの信託報酬率低下が続く、SBIアセット「雪だるま(全世界株式)」が税込0.109%に
SBIアセットマネジメントは、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)」の信託報酬を9月26日に税込0.1090%に引き下げる(消費税10%では税込0.1102%)。同ファンドは、つみたてNISAの対象商品であり、つみたてNISA採用ファンドの中で最低の信託報酬になる。なお、同社は、9月12日に募集開始する「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」(設定は9月26日)の信託報酬率で税込0.09264%と業界最低水準を実現している。
「雪だるま(全世界株式)」は、全世界の株式市場の値動きを反映する「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果をめざす。マザーファンド受益証券は、基本投資割合として「シュワブU.S.ブロードマーケットETF」に55%、「SPDRポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF」に35%、「SPDRポートフォリオ・エマージングマーケッツETF」に10%を配分する。
同ファンドの当初の信託報酬は、投資対象とするETFの信託報酬等を加えた実質で年0.15%(税込)程度としていた。この水準は、つみたてNISAがスタートした2018年1月時点では、全世界株式に投資するインデックス・ファンド群の中で、最低水準の手数料率だった。しかし、今年8月に三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim【全世界株式(オール・カントリー)】」および「同【全世界株式(除く日本)】」の信託報酬率を0.1296%(税込)に引き下げていた。
つみたてNISA採用商品のインデックス・ファンドでは、信託報酬率の引き下げが激烈になっている。たとえば、つみたてNISA開始当初と現在を比較すると、国内株式を対象としたファンドの最低信託報酬率(税込)は0.17172%だったものが0.1512%に低下。同様に先進国株式は0.20412%が0.107892%、全世界株式は0.15%が0.1090%にまで低下した。従来は国内株式よりも割高だった海外株式の手数料率が国内株式を下回るという逆転現象が起こっている。
提供:モーニングスター社
「雪だるま(全世界株式)」は、全世界の株式市場の値動きを反映する「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果をめざす。マザーファンド受益証券は、基本投資割合として「シュワブU.S.ブロードマーケットETF」に55%、「SPDRポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF」に35%、「SPDRポートフォリオ・エマージングマーケッツETF」に10%を配分する。
同ファンドの当初の信託報酬は、投資対象とするETFの信託報酬等を加えた実質で年0.15%(税込)程度としていた。この水準は、つみたてNISAがスタートした2018年1月時点では、全世界株式に投資するインデックス・ファンド群の中で、最低水準の手数料率だった。しかし、今年8月に三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim【全世界株式(オール・カントリー)】」および「同【全世界株式(除く日本)】」の信託報酬率を0.1296%(税込)に引き下げていた。
つみたてNISA採用商品のインデックス・ファンドでは、信託報酬率の引き下げが激烈になっている。たとえば、つみたてNISA開始当初と現在を比較すると、国内株式を対象としたファンドの最低信託報酬率(税込)は0.17172%だったものが0.1512%に低下。同様に先進国株式は0.20412%が0.107892%、全世界株式は0.15%が0.1090%にまで低下した。従来は国内株式よりも割高だった海外株式の手数料率が国内株式を下回るという逆転現象が起こっている。
提供:モーニングスター社