スカイオーシャンが「みらいコネクトファンド」を7月13日に設定、米アーク社助言の5戦略に投資

 スカイオーシャン・アセットマネジメントは7月13日に「みらいコネクトファンド」を設定、6月21日から販売が開始される。同ファンドは、日興アセットマネジメントが運用し、米アーク・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(アーク社)が助言を行う「ARKイノベーションファンドシリーズ」のうち5ファンドのマザーファンドに投資する。「ARKイノベーションファンドシリーズ」は「破壊的イノベーション」というキーワードで投資家の認知度は高い。

 「みらいコネクトファンド」は、日本を含む世界の上場企業の中から、破壊的イノベーションを起こし得るビジネスを行う企業の株式に投資する。「ゼロ・コンタクト戦略」「フィンテック戦略」「マース戦略」「スペース戦略」「ゲノム戦略」の5つの戦略への投資を通じて、複数のイノベーションを幅広くとらえることを目指す。基本配分比率は各戦略均等(各5分の1)とする予定だ。

 具体的には、日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・イノベーション株式ファンド(適格機関投資家向け)」を通じて、「グローバル・デジタル・トランスフォーメーション株式マザーファンド」(ゼロ・コンタクト戦略)「グローバル・フィンテック株式マザーファンド」(フィンテック戦略)「グローバル・モビリティ・サービス株式マザーファンド」(マース戦略)「グローバル・スペース株式マザーファンド」(スペース戦略)「グローバル全生物ゲノム株式マザーファンド」(ゲノム戦略)に投資する。

 実質的に投資する5つの“マザー”ファンドはそれぞれ、日興アセットマネジメントの公募ファンド「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」(愛称:ゼロ・コンタクト)シリーズ、「グローバル・フィンテック株式ファンド」シリーズ、「グローバル・モビリティ・サービス株式ファンド」(愛称:グローバルMaaS)シリーズ、「グローバル・スペース株式ファンド」シリーズ、「グローバル全生物ゲノム株式ファンド」シリーズのマザーファンドでもあり、アーク社が助言を行っている。これら公募ファンドのうち、運用期間3年以上の「グローバル・フィンテック株式ファンド」シリーズの4ファンド(年1回・2回決算/為替ヘッジあり・なし)及び「グローバル・モビリティ・サービス株式ファンド(1年決算型)」はいずれも、21年5月末時点のモーニングスターレーティングが最上位の5ツ星と相対的な運用効率は優れている。

 「みらいコネクトファンド」は年1回決算で、為替ヘッジは行わない。投資先ファンドの信託報酬を含めた実質的な信託報酬等(税込)は年率1.859%程度。販売会社は千葉銀行と横浜銀行。
提供:モーニングスター社
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