JPモルガンAMが「JPMジャパン・フォーカス・ファンド」を28日に設定、販社は岡三証券

 JPモルガン・アセット・マネジメントは28日、日本企業の中で株価が割安な水準にある大型株を中心に投資する「JPMジャパン・フォーカス・ファンド」(追加型株式投信/国内株式型・一般型)の設定・運用を開始する。年1回(11月)決算。販売は岡三証券。当初募集期間は27日まで。当初募集上限額は1000億円。
 同ファンドはファミリーファンド方式で運用を行う。運用にあたっては、経験豊富なアナリスト16名とエコノミスト1名が日本株の分析を担当し、年間3600件以上の企業取材(訪問、来訪、電話取材等を含む)を行うなど徹底した調査・分析をもとに8年先までの長期に渡る業績予測を実施し、企業の本質的な強みや将来の利益の源泉を発掘することが特徴だ。また、配当割引モデルを活用し、相場環境に左右されやすい市場心理の影響を排除するため、より客観的な投資判断を行うことを可能にしている。ベンチマーク(運用基準)は、TOPIX(配当込み)。
 足元、日本の上場企業の株価はさまざまな投資基準から判断して、従来では考えられない割安な水準に位置していると同社では見ている。一方で、日本には世界をリードする高技術力や潜在的成長性に優れた企業が数多く存在し、いまや上場企業は売上、利益の約4割を海外事業から得ている。国内経済には少子高齢化問題などの将来的懸念があるものの、海外事業から利益の多くを得ている日本企業は、今後も人口増加が著しい新興国経済の発展の恩恵を中長期的に享受することが期待できると予想。将来的に世界的な金融市場の混乱が落ち着き、冷静な判断ができる状況になれば、外国人投資家を中心に相対的に割安な日本市場に回帰する可能性が高いとしており、日本の投資家がいち早く日本企業の真価に気づくべき時期にある、という。
ファンドの詳細については、岡三証券ホームページ(http://www.okasan.co.jp/index.php)など。

主な費用など
申込コース:「一般コース」、「自動けいぞく投資コース」の2コース
申込手数料(税込み、上限):3.15%
信託報酬率(税込み、年):1.764%
信託財産留保額:なし
監査費用(年、税込み):0.021%(年315万円上限)



提供:モーニングスター社
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