株式投信の運用増減は2カ月連続のマイナス、投信全体では60兆円を割り込む―6月の投信概況
投資信託協会は7月13日、6月の投信概況を発表した。株式投信の資金増減(設定から解約・償還を差し引いた増減)が6310億円のプラスとなり、14カ月連続の資金純増となった。しかし、運用増減は1兆5231億円減となり、2カ月連続のマイナスとなった。6月の運用増減額は5月の5兆270億円減からは減少したものの、円高進行や世界的な株安の影響を受けた。この結果、純資産総額では8921億円のマイナスとなり、純資産は48兆6218億円と2カ月連続で50兆円を割り込んだ。
投資信託協会副会長の乾文男氏は、「6月の株式投信の内訳では、ファンドオブファンズやバランス型では資金流入が続いたが、国内株式型は資金流出が継続している」としている。
投信全体での純資産総額は、前月末1兆995億円減(うち、運用減は1兆5232億円)の59兆4085億円となり、4カ月ぶりに60兆円を割り込んだ。
提供:モーニングスター社
投資信託協会副会長の乾文男氏は、「6月の株式投信の内訳では、ファンドオブファンズやバランス型では資金流入が続いたが、国内株式型は資金流出が継続している」としている。
投信全体での純資産総額は、前月末1兆995億円減(うち、運用減は1兆5232億円)の59兆4085億円となり、4カ月ぶりに60兆円を割り込んだ。
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