中国A株に投資するファンドが上位に――8月16日までの基準価格上昇率ランク
モーニングスターがまとめた8月16日までの過去1カ月間までの基準価格上昇率ランキングでは、「Wブル・香港株オープン」<2009071004>の上昇率が8.58%の上昇で1位となった。2位には「中国A株ファンド」<2010022609>が入るなど、中国A株に投資するファンドが上位に入った。この間、中国政府による不動産価格抑制観測が後退したことに加え、7月のCPI(消費者物価指数)は前年同月比3.3%の上昇と高い伸びとなった一方で、鉱工業生産や小売売上高の伸びは鈍化したものの、景気の追加引き締め策の実施観測の後退から中国株式市場は上昇した。
このほか、ロシアが干ばつ被害などから小麦などの穀物輸出の一時禁止措置を発表したことなどから小麦価格が上昇しており、「コモディティ・セレクション(食糧)」<2007122702>など、コモディティーのなかでも食料品関連の商品に連動するタイプのファンドの上昇が目立った。
一方、下落が目立ったのは、ベトナム株式に投資するファンドや、日本の中小型株を中心に投資するファンドとなった。
提供:モーニングスター社
このほか、ロシアが干ばつ被害などから小麦などの穀物輸出の一時禁止措置を発表したことなどから小麦価格が上昇しており、「コモディティ・セレクション(食糧)」<2007122702>など、コモディティーのなかでも食料品関連の商品に連動するタイプのファンドの上昇が目立った。
一方、下落が目立ったのは、ベトナム株式に投資するファンドや、日本の中小型株を中心に投資するファンドとなった。
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