金融審が投信目論見書の簡素化へ報告案取りまとめ
金融審議会(首相の諮問機関)の作業部会は9日、複雑でわかりにくいと評判の悪かった投資信託の「目論見書」を簡素化するための報告書をまとめた。報告案では投信の目論見書について「ページ数が多く、専門用語ばかりで個人投資家にとって内容がわかりにくい」との批判を踏まえて、記載形式の見直しが必要と指摘している。来年早々にも内閣府令を改正する方向で、詰めの作業に入る方針。
金融審では簡素化にあたり、購入手続き、運用実績、投資リスクなど現行の記載内容を共通化するとともに、図表、グラフなどを活用して投資家によりわかりやすい内容とするなどの工夫も求めている。
提供:モーニングスター社
金融審では簡素化にあたり、購入手続き、運用実績、投資リスクなど現行の記載内容を共通化するとともに、図表、グラフなどを活用して投資家によりわかりやすい内容とするなどの工夫も求めている。
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