JPモルガンAMがロシアの信用格付け引き下げについてレポート
JPモルガン・アセット・マネジメントは12日、ロシア信用格付けの引き下げについての臨時レポートを発表した。S&Pは、ロシアの外貨建て長期格付けを「BBB+」から「BBB」へ、短期格付けを「A−2」から「A−3」に引き下げており、格下げの理由としては海外の投資資金の急速な流出で、海外からの資金調達環境が悪化していることに加え、ロシアの外貨準備高が8月以降5830億ドル(約54兆円)から4550億ドル(約42兆円)へと大幅に減少していることが背景にあるという(1ドル=92円換算)。
一方、格下げによるロシア金融市場への影響については、格下げ発表直後の債券市場で大きな動きがみられなかったことなどからも、JPモルガンAMでは影響は限定的とみている。発表当日のRTS指数は前日比7.2%の上昇と、格下げの影響は出ていないと指摘している。
提供:モーニングスター社
一方、格下げによるロシア金融市場への影響については、格下げ発表直後の債券市場で大きな動きがみられなかったことなどからも、JPモルガンAMでは影響は限定的とみている。発表当日のRTS指数は前日比7.2%の上昇と、格下げの影響は出ていないと指摘している。
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