株式投信は2カ月ぶりに50兆円台を回復―9月の投信概況
投資信託協会は10月14日、9月の投信概況を発表した。
株式投信の資金増減(設定から解約・償還を差し引いた増減)は、前月末比で7918億円の純増となり、17カ月連続の資金純増となった。運用増減においては、国内外の株価が大幅に上昇したことなどから2兆181億円のプラスとなった。この結果、純資産総額は2兆8099億円増加し、純資産は51兆8297億円と2カ月ぶりに50兆円台に乗せた。
株式投信(追加型)の商品分類別内訳を見ると、運用増減ではすべての分類で運用増となり、全分類で運用減となった8月とは逆の結果となっている。資金増減でみると、通貨選択型ファンドの人気継続もあり、ファンドオブファンズが4564億円のプラスとなった(21カ月連続の資金流入)。また、国内株式型は323億円の資金流出となり、国際株式型も1271億円の資金流出となっている。投資信託協会副会長の乾文男氏は、「国際株式型ファンドを売却してヘッジ先の通貨を選べる通貨選択型を購入することでリスクを分散しようと考えている人が増えたのではないか」と分析した。
投信全体では、資金増減が18カ月連続の増加となり、9346億円のプラス。運用増減も2兆186億円のプラスとなり、純資産総額は前月末比2兆9532億円増の62兆5688億円となった。
提供:モーニングスター社
株式投信の資金増減(設定から解約・償還を差し引いた増減)は、前月末比で7918億円の純増となり、17カ月連続の資金純増となった。運用増減においては、国内外の株価が大幅に上昇したことなどから2兆181億円のプラスとなった。この結果、純資産総額は2兆8099億円増加し、純資産は51兆8297億円と2カ月ぶりに50兆円台に乗せた。
株式投信(追加型)の商品分類別内訳を見ると、運用増減ではすべての分類で運用増となり、全分類で運用減となった8月とは逆の結果となっている。資金増減でみると、通貨選択型ファンドの人気継続もあり、ファンドオブファンズが4564億円のプラスとなった(21カ月連続の資金流入)。また、国内株式型は323億円の資金流出となり、国際株式型も1271億円の資金流出となっている。投資信託協会副会長の乾文男氏は、「国際株式型ファンドを売却してヘッジ先の通貨を選べる通貨選択型を購入することでリスクを分散しようと考えている人が増えたのではないか」と分析した。
投信全体では、資金増減が18カ月連続の増加となり、9346億円のプラス。運用増減も2兆186億円のプラスとなり、純資産総額は前月末比2兆9532億円増の62兆5688億円となった。
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