「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」が1位キープ―10月15日までの純資産増加額ランク

 モーニングスターがまとめた10月15日までの過去1カ月間(9月16日から10月15日まで)の純資産増加額ランキングでは、「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>が8月に続いての1位となった。この間の純資産増加額は1339億円超に達し、10月15日時点での純資産額は9132億円超となった。同ファンドは4月の設定以来、資金の流入傾向が継続しており、純資産増加額で1位を続けている。

 2位は「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>で1106億円の増加となった。前回集計時にも純資産増が顕著なファンドが引き続き上位に入ったが、「PIMCO米国ハイイールド債通貨選択(レアル)」<201002260C>が9位となるなど、「通貨選択型」ファンドで新たなファンドの純資産が増加する動きが出ている。

 一方、この間新規設定されたファンドについては、「野村 新中国A株投信」<2010101501>が295億円の資金を集めて8位に入った。ただ、同ファンドは投資可能額などを勘案して、買い付け申し込みを10月15日以降一時停止している。また、新設ファンドでは、11位に「ダイワ 米国高金利社債F(通貨)レアル(毎月)」<2010101301>が入っているが、同ファンドは大和投資信託では初の「通貨選択型」ファンドとなっている。

 一方、純資産が減少したファンドで1位となったのは「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>。減少額は617億円超となった。2位には「ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)」<2003102301>が入ったほか、直近まで人気を集めていた「通貨選択型」ファンドでも純資産が減少したファンドが出ている。
提供:モーニングスター社
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