金先物価格が4日連続で史上最高値更新、関連ファンドに注目集まる

 11月9日のニューヨーク商品取引所において、NY金先物(12月物)価格が終値で1オンス=1410.1ドルまで上昇した。4営業日連続での史上最高値更新となった。

 金価格の上昇に伴い、金価格との連動を目指すファンドや、金鉱株を主要投資対象とするファンドなどのパフォーマンスが好調に推移しており、特に長期リターンの上昇率が目立つ。2010年10月末時点での過去10年間のトータルリターン(年率)では、世界の金鉱企業の株式に投資する「BR・ゴールド・メタル・オープンBコース」<1995022405>が23.52%の上昇となり、対象517ファンド中で1位のリターンを示している。金価格の上昇は、ユーロ圏の周辺国の財政懸念の再燃から安全資産としての金に注目が集まったことや、ドルの下落を受けてドルの代替投資先とされる金に投資資金が集中したことが背景とみられる。

 また、原油価格も上昇基調に転じており、WTI原油価格(12月物)が9日に、約2年1カ月ぶりとなる一時1バレル=87.63ドルまで上昇している。

 なお、金関連や原油関連のファンド・ETFの一覧は、モーニングスター・ホームページ上の「話題のファンド」<金、原油関連ファンド>(http://www.morningstar.co.jp/event/0908/ms2/index13.html)で紹介されている。
提供:モーニングスター社
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