日興AMが「日本株式市場2008年の回顧と2009年の展望」を発表

 日興アセットマネジメントは5日、フォローアップメモ「日本株式市場2008年の回顧と2009年の展望」を発表した。2008年は日経平均株価の年間騰落率がマイナス42.1%と戦後最大の下落。日本の主要株価指数はいずれも大幅なマイナスとなり、特に新興株や資金調達環境の悪化が嫌気されたREIT(上場不動産投信)の下落が目立ったという。一方、非製造業の割合が高く海外景気や円高の影響が相対的に小さい中小型株は比較的小さな下落となったという。
 2009年の展望については、世界的に景気が低迷する中、1〜3月期には日本の株式市場は弱含みながら、下値では個人投資家や国内年金基金などの買いが期待されるという。4〜6月期以降は世界景気の底打ちなどを背景に投資家の行き過ぎたリスク回避の姿勢が修正され、緩やかな上昇傾向に転じると見込んでいる。リスク要因としては、世界景気の予想以上の下振れ、世界的なデフレ、自由貿易を妨げる保護貿易主義の台頭などを挙げている。


提供:モーニングスター社
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