メキシコが16日に0.5%の利下げを実施、JPモルガンAMと大和住銀がレポート
JPモルガン・アセット・マネジメントと大和住銀投信投資顧問は、メキシコ中銀が16日に政策金利を8.25%から7.75%に、0.50%引き下げたことについて臨時レポートを発表した。
JPモルガンAMでは、この利下げの背景には(1)景気減速懸念の高まり、(2)インフレ沈静化が予想されること、(3)マクロ経済の安定が通貨動向を左右することを指摘。今回の引き下げ幅は市場予想の通りだったこともあり、メキシコペソへの影響はほとんど見られなかったが、今後についてはJPモルガンAM、大和住銀とも「しばらくは不安定な動きが続く」と予想。しかし、大和住銀ではメキシコがFRB(米連邦準備制度理事会)と通貨スワップ協定を締結していることなどを挙げ、「同国の金融部門は他のエマージング諸国と比べて健全」と分析、通貨はいずれ落ち着きを取り戻すと見ている。
提供:モーニングスター社
JPモルガンAMでは、この利下げの背景には(1)景気減速懸念の高まり、(2)インフレ沈静化が予想されること、(3)マクロ経済の安定が通貨動向を左右することを指摘。今回の引き下げ幅は市場予想の通りだったこともあり、メキシコペソへの影響はほとんど見られなかったが、今後についてはJPモルガンAM、大和住銀とも「しばらくは不安定な動きが続く」と予想。しかし、大和住銀ではメキシコがFRB(米連邦準備制度理事会)と通貨スワップ協定を締結していることなどを挙げ、「同国の金融部門は他のエマージング諸国と比べて健全」と分析、通貨はいずれ落ち着きを取り戻すと見ている。
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