「オーロラファンド(タイ投資ファンド)」が1位に――2010年の年間トータルリターン

 モーニングスターがまとめたファンド(純資産10億円以上、1755本)の2010年12月末までの過去1年間のトータルリターンをみると、タイの株式を主要投資対象とする「オーロラファンド(タイ投資ファンド)」<1995091801>の過去1年間のトータルリターンが46.88%となり、1位となった。2位は「グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル連動型)」<2008032501>で36.21%、3位には「野村 ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンドAコース」<2006082801>が35.80%で続いた。このほか、上位にはJ−REITに投資するファンドが並んだのに加え、インドネシア株式に投資する「PCA インドネシア株式オープン」<2009113002>や、金鉱企業の株式に投資し、為替ヘッジを行う「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンAコース」<1995022404>も上位となった。

 株式に投資し、為替ヘッジを行うタイプのファンドが上位に入ってきたが、為替ヘッジを行わないファンドでは、「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンBコース」<1995022405>や、シンガポールやタイ、インドネシアなどアセアン諸国の株式に投資する「JF アセアン成長株オープン」<2007032701>も上位に入った。投資家の人気を集めている「通貨選択型」ファンドでは、REITやハイイールド債券に投資し、豪ドルやランドで為替ヘッジを行うファンドが上位に名を連ねたほか、国内株式に投資するファンドでは中小型の株式に投資するファンドで上位に入るものも出ている。

 一方、下落が目立ったファンドとしては、株式ベア型のファンドや、欧州債券に投資するファンド、中国A株や地球温暖化、環境関連に投資するファンドとなった。
提供:モーニングスター社
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