2010年の年間資金純流入1位は2010年設定の「野村G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」
モーニングスターはこのほど、2010年の年間でのファンドへの資金の純流入状況をまとめた(全2884本、DCやSMA向けは除く)。
1位となったのは、「野村G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>で、約1兆1489億円の純流入となった。同ファンドは2010年4月に設定されて以降、高水準での資金流入が続き、2010年5月と12月以外は月間の資金純流入で1位を獲得。しかし、資金流入を受け2010年12月には買い付け申し込みを一時停止した。
2位は、既存ファンドの「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>となり、約5449億円の純流入となった。3位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>で約5415億円の純流入となった。
純流入の上位10ファンドをみると、通貨選択型ファンドが5本入っているが、比較的分配が望め、パフォーマンスが比較的良好だった国際リート(不動産投資信託)ファンドにも資金が流入していることも判明した。また、2010年2月設定の「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>が6位となったが、過去と比較して新設ファンドへの資金はやや鈍っているようにもみられる。
一方、2010年の年間で資金流出が目立ったファンドは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>、「マイストーリー分配型(年6回)Bコース」<2005053002>、「野村北米REIT投信(レアルコース)毎月」<2009102103>となった。
ファンド全体の純流入状況をみると、2月に純流入が拡大したものの、3月には一転して大きく落ち込み、月間では3月の純流入が一番少なくなった。その後は5月に純流入が大きく伸び、ファンド全体で約7825億円の純流入と2010年の年間では月次で一番の純流入を記録した。9月には一時落ち込んだものの、年末にかけて再び純流入が加速しつつある。
また、2010年に設定されたファンドで純流入が目立ったファンドでは、1位に「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>、2位に「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>となり、3位は「野村G・ハイ・イールド債券(アジア通貨)毎月」<2010042303>、4位は「ドイチェ・高配当インフラ関連株(レアル)毎月」<2010102804>、5位は「野村グローバルCB投信(資源国通貨)毎月」<2010072202>となった。通貨選択型ファンドが目立つ結果となった。
提供:モーニングスター社
1位となったのは、「野村G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>で、約1兆1489億円の純流入となった。同ファンドは2010年4月に設定されて以降、高水準での資金流入が続き、2010年5月と12月以外は月間の資金純流入で1位を獲得。しかし、資金流入を受け2010年12月には買い付け申し込みを一時停止した。
2位は、既存ファンドの「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>となり、約5449億円の純流入となった。3位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>で約5415億円の純流入となった。
純流入の上位10ファンドをみると、通貨選択型ファンドが5本入っているが、比較的分配が望め、パフォーマンスが比較的良好だった国際リート(不動産投資信託)ファンドにも資金が流入していることも判明した。また、2010年2月設定の「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>が6位となったが、過去と比較して新設ファンドへの資金はやや鈍っているようにもみられる。
一方、2010年の年間で資金流出が目立ったファンドは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>、「マイストーリー分配型(年6回)Bコース」<2005053002>、「野村北米REIT投信(レアルコース)毎月」<2009102103>となった。
ファンド全体の純流入状況をみると、2月に純流入が拡大したものの、3月には一転して大きく落ち込み、月間では3月の純流入が一番少なくなった。その後は5月に純流入が大きく伸び、ファンド全体で約7825億円の純流入と2010年の年間では月次で一番の純流入を記録した。9月には一時落ち込んだものの、年末にかけて再び純流入が加速しつつある。
また、2010年に設定されたファンドで純流入が目立ったファンドでは、1位に「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>、2位に「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>となり、3位は「野村G・ハイ・イールド債券(アジア通貨)毎月」<2010042303>、4位は「ドイチェ・高配当インフラ関連株(レアル)毎月」<2010102804>、5位は「野村グローバルCB投信(資源国通貨)毎月」<2010072202>となった。通貨選択型ファンドが目立つ結果となった。
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