2月の株式投信の純資産は53兆円台乗せ、リートは過去最高水準に――2月の投信概況

 投資信託協会は3月11日、2月の投信概況を発表した。2月の株式投信の資金増減(設定から解約・償還を差し引いた増減)は、前月末比で2941億円の純増となり、22カ月連続での資金純増となった。運用面では3210億円のプラスとなり、4カ月連続でのプラス。この結果、純資産総額は6151億円増加し、53兆5124億円となった。株式投信の純資産総額は2010年4月の53兆6200億円には届かなかったものの、欧州金融危機が大きく取りざたされた2010年5月以降で最大となった。

 株式投信(追加型)の商品分類別内訳では、ファンドオブファンズが資金増減で5078億円の資金純増(運用増減は466億円の減少)となり、純資産残高は26カ月連続の増加となった。ファンドオブファンズの内訳では、リートを主要投資対象とする分類では資金増減で2394億円の増加、運用増減で311億円の増加となり、純資産総額は4兆1975億円と過去最高の水準となった。

 また、国内株式型、国際株式型、バランス型では、資金増減がマイナスとなった。ただし、運用増減でみると国内株式型、バランス型はプラスとなった。
提供:モーニングスター社
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