4月前半の新設ファンドは計9本――「国際のシングル・カントリー」シリーズなどが設定予定

 モーニングスターがまとめた、4月前半(4月1日から15日まで)の新規設定予定ファンドの本数は計9本となった。国際投信の「国際のシングル・カントリー」シリーズで5本が設定される予定であることが目立つものの、3月後半の14本、3月前半の33本からは減少する見通しとなった。ただ、2010年4月前半の11本から大きくは減少していない。

 4月前半は、前述した「国際のシングル・カントリー」シリーズの「国際のシングル・カントリー・シリーズ ブラジル・レアル債券オープン(毎月決算型)」など各国のソブリン債に投資するファンドが設定されるほか、フィデリティ投信が日本を含む世界のREIT(不動産投資信託)に投資する「フィデリティ・ワールド・リート・ファンド」などを設定する見通し。

 一方、3月後半の新規設定ファンドについては、「ニッセイ 次世代医療ファンド」<2011031802>が312億円超、「野村 米国ブランド株投資(資源国)毎月」<2011032302>が当初設定額で180億円超を集めた。11日の東日本大震災の発生直後には影響を受けた新設ファンドが出ていたようだが、3月後半の新規設定ファンドでは、上記の通り比較的大きな金額を集めたケースも出ている。ただ、当初設定金額が伸び悩むファンドも見受けられ、全般的に新規設定ファンドに新規資金が流入するといった状況ではなさそうだ。
提供:モーニングスター社
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