「新光US−REITオープン」が1位に、国内株式型も上位に―4月15日までの純資産増加額ランク

 モーニングスターがまとめた4月15日までの過去1カ月間(3月15日から4月15日まで)の純資産増加額ランキングでは、「新光 US−REITオープン」<2004093002>が1035億円の純資産増加で1位となった。4月15日時点の純資産は4111億円となっている。2位には「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>が919億円の純資産増で2位となった。この間、豪ドル高・円安が進んだことから豪州債券に投資するファンドの純資産が増加したほか、グローバルREITに投資するファンドも上位に入った。

 また、3月の東日本大震災発生後に、国内株式が上昇に転じたことを受けて、国内株式型ファンドも上位に入っている。18位は284億円の純資産増で「さわかみファンド」<1999082402>となり、21位は279億円の純資産増で「フィデリティ・日本成長株・ファンド」<1998040101>が入った。3月15日には日経平均株価は1000円を超える下げ幅を記録するなど、福島原発への懸念が大きくクローズアップされたが、その後の反発局面では元々純資産の大きく、グロース志向の強いファンドの純資産が大きく増加したようだ。このほか、国内株式型では22位に「インデックスファンド225」<1988061701>が入っている。

 一方、純資産が減少したファンドで1位となったのは「高金利通貨ファンド」<2008031402>で、減少額は142億円超となった。ただ、減少額自体は先月までと比較してそれほど大きなものではなかった。このほか、ブラジル関連やインドネシア関連の資産に投資するファンドの純資産の減少が目立った。
提供:モーニングスター社
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