5月の純資産増加額では「新光 US−REITオープン」が849億円超で1位に

 モーニングスターはこのほど、2011年5月の各ファンドの純資産増加額ランキングをまとめた。

 5月は、「新光 US−REITオープン」<2004093002>が849億円超の純資産増で1位となり、5月末の純資産額は5733億円超となった。2位には新規設定された「日興ワールドCBファンド(通貨アルファ戦略)」<2011053103>が入り、687億9000万円を集めた。2位と僅差の3位は「ラサール・グローバルREIT(毎月分配型)」<2004032603>で、687億8000万円の増加となった。国際REITや国際債券など海外の資産クラスに投資する高分配の毎月決算型ファンド、通貨選択型ファンドが依然好調だ。特に目を引くのが、約164億円増で18位にランクインした「野村 新米国ハイ・イールド債券(リラ)毎月」<2009052705>で5月末純資産額は272億円超(4月末純資産額の約2.5倍)に上る。

 一方、5月に新規設定されたファンドでは、7位に「野村 日本スマートシティ株投資」<2011052501>がランクインし5月末純資産額は379億円超、10位の「ダイワ・ニッポン応援ファンドVol.3」<2011052601>も同280億円超と日本株に投資する大型ファンドが久々に誕生した。

 一方、純資産を減らしたファンドでは、国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>がトップで1081億円超と大幅減少、次いで「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>が843億円超の減少となり、純資産額上位1位2位のファンドが純資金流出でも1位2位となった。毎月決算の高分配ファンドや新設ファンドなどに、資金の一部が乗り換えられたものと思われる。
提供:モーニングスター社
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