2月の投信概況は株式投信が2カ月ぶりに純資産増

 2月の投信概況は、株式投信の設定額が7766億円と前月比626億円減。これに対し、解約・償還が8200億円あり、差し引きでは434億円の資金純減となった。一方、純資産総額については、6470億円の運用増があったため、38兆9315億円(前月比6036億円増)となった。純資産の増加は2カ月ぶりとなる。この状況について投資信託協会副会長の乾文男氏は、「2月は株式市場と円レートがともに下落したが、株安の影響を円安メリットが上回った」とみている。
 投信全体(私募などを除く)では、設定額が2兆8524億円、解約・償還が2兆9407億円で差し引き883億円の微減となった。ただし、純資産は運用増6471億円が効いて2カ月ぶりに50兆円を回復、50兆1398億円となった。純資産総額50兆1398億円のうち、外貨建ての部分が21兆7656億円と43.4%を占めており、1月の41.8%から大幅に増加しているという。
 3月の新規ファンドの予定は単位型15本(予定額は上限で4070億円)、追加型ファンドも15本(同4600億円)となっている。
提供:モーニングスター社
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