8月後半の新設ファンドは計7本――インド、新興国ファンドが目立つ

 モーニングスターがまとめた、8月後半(8月16日から31日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数は計7本となった。8月前半の19本から12本減り、前年同期間の22本からは15本減る見通し。

 国際投信投資顧問が8月19日に設定を予定する「インド債券オープン(毎月決算型)」、三井住友アセットマネジメントが31日設定予定の「高成長インド・中型株式ファンド」、日興アセットマネジメントが同じく31日に設定を予定し、新興国のさまざまな資産に投資する「エマージング・プラス」(成長戦略コース・円戦略コースの2コース)といったように、インドを筆頭に新興国株式・債券へ投資するファンドの設定が目立つ。

 このほか、大和証券投資信託委託が30日設定予定の「ダイワ新スマートグリッド関連株ファンド」は昨今話題のスマートグリッド(次世代送電網)関連株式に投資するテーマ訴求型のファンド、日興アセットマネジメントが31日に設定を予定する「日興キャピタル・ストラテジー・ファンド毎月分配型」(通貨アルファ戦略コース・円ヘッジコースの2コース)は世界の高配当株式に投資して配当収入、値上がり益の獲得はもとより、オプション取引の活用で値下がり損失の抑制や投資収益の積み上げを図る戦略をとるマルチストラテジー型のファンドが控えている。

 一方、8月前半の新規設定ファンドについては、19ファンドで合計約145億円の設定となった。設定金額が最も大きかったのはDIAMアセットマネジメント「グローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド」(資源国通貨・レアル・円の3コース合計)の80億4300万円だった。また、前年同期間の設定本数(ETF2本を含む13本)からは6本増え、金額でも約25億円上回る結果となった。
提供:モーニングスター社
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