「新光 US―REITオープン」が純流入第1位に=7月の月間資金純流出入
モーニングスターはこのほど、7月の1カ月間でのファンドへの資金の純流入状況をまとめた。1位となったのは「新光US―REITオープン」<2004093002>で純流入額は881億円、6月まで3カ月連続で1000億円を超える純流入が続いていた状況から一服した。2位は「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の625億円、3位は「ラサール・グローバルREIT(毎月分配型)」<2004032603>の609億円となっている。また、4位の「ダイワ・US―REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>が556億円、5位の「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>が519億円となっており、2位を除く上位5位はすべてリート(不動産投資信託)に投資するファンドであり、なかでも米国リートに投資するファンドへの純流入が目立った。
また、7月22日に設定された「アジア・ハイ・イールド債券Fレアル(毎月)」<2011072202>が496億円を集めて6位に入るなど、新規設定ファンドも上位に入った。一方、通貨選択型ファンドのなかでもブラジル・レアルで為替ヘッジするファンドも純流入上位を継続しているが、7月末にはレアル高抑制の一環として通貨デリバティブの課税が打ち出されており、今後の通貨動向も含めてレアルの人気が続くのか注目される。
一方、純資金流出の1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>で526億円の純流出、2位は「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」で270億円となった。
提供:モーニングスター社
また、7月22日に設定された「アジア・ハイ・イールド債券Fレアル(毎月)」<2011072202>が496億円を集めて6位に入るなど、新規設定ファンドも上位に入った。一方、通貨選択型ファンドのなかでもブラジル・レアルで為替ヘッジするファンドも純流入上位を継続しているが、7月末にはレアル高抑制の一環として通貨デリバティブの課税が打ち出されており、今後の通貨動向も含めてレアルの人気が続くのか注目される。
一方、純資金流出の1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>で526億円の純流出、2位は「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」で270億円となった。
提供:モーニングスター社