11月前半の新設ファンドは計16本―通貨選択型の設定続く

 モーニングスターがまとめた、11月前半(11月1日から14日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数は計16本となる見通し(10月31日時点)。10月後半の29本からは大きく減少しているものの、前年同期間の14本からは増加している。また、アジア関連の日本株ETF(上場投資信託)の「YOURMIRAIアジア関連日本株指数上場投信」も2日に東証への上場を予定している。

 通貨選択型ファンドの設定がほとんどを占めているが、「アメリカン・ニュー・ステージ・オープン」「ニッセイ グローバル好配当株プラス(毎月)」はそれぞれ株式を実質的な投資対象とするファンドとなっている。「アメリカン・ニュー・ステージ・オープン」は、米国の新興成長企業株式が主要投資対象となり、原則として、投資する時点で時価総額が20億ドル以下の小型企業に限った投資を行う。また、投資対象企業数も20社から40社と集中投資を行うことも特徴となっている。「ニッセイ グローバル好配当株プラス(毎月)」は、日本を含む世界各国の好配当株式へ投資する。また、オプション取引を活用し、保有株式の一定水準以上の値上がり益を放棄する見返りとして、オプション料を受け取る取引を行い、安定した値上がり収益の獲得を目指す戦略を採用している。

 一方、10月後半(10月16日から10月31日)の新規設定ファンドについては、「野村SNS関連株投資Aコース」<2011102801>の当初募集金額が約93億円となり、ほかのファンドも総じて当初募集金額は低迷した。
提供:モーニングスター社
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