ファンド情報=10月の純資産増加額は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」などが上位に
モーニングスターはこのほど、2011年10月の国内追加型株式投信の純資産増加額ランキングをまとめた。10月は欧州財政問題に対する懸念がやや和らいだことを受け、世界の株式が全般的に上昇傾向を示すなど相場環境が若干改善した。これを背景に、多くのファンドで純資産額が増加となった。
1位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>の1283億円強で、1000億円の大台を超える大幅な増額だった。また、2位は「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)」<2003061301>の778億円強で、上位をオーストラリアの債券に投資するファンドが占めた。
豪州はリスク回避の動きが弱まり債券は売られたものの、豪ドルの対円での上昇がプラスとなった。3位は「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の754億円強。投資家にリスク選好姿勢が戻りつつあることがうかがえる結果となった。また、「新光 US−REITオープン」<2004093002>が578億円強の増加となり、4位に浮上している。同ファンドは7月まで4カ月連続で純資産増加額トップだったが、8月、9月と純資産額がマイナスになっていた。
カテゴリー別の純資産増加額をみると、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」などが上位に並んだ。一方、「国内REIT」や、国内株式型は小幅ではあるものの純資産額が減少したファンドが目立った。
純資産額を減らしたファンドでは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が221億円超のマイナスとなり前月に引き続き首位。ただ、9月に純資産額が1800億円を超える減少となったことと比較すれば、減少幅は小さい。次いで、「財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月分配型」<2003080502>が84億円強の減少だった。
提供:モーニングスター社
1位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>の1283億円強で、1000億円の大台を超える大幅な増額だった。また、2位は「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)」<2003061301>の778億円強で、上位をオーストラリアの債券に投資するファンドが占めた。
豪州はリスク回避の動きが弱まり債券は売られたものの、豪ドルの対円での上昇がプラスとなった。3位は「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の754億円強。投資家にリスク選好姿勢が戻りつつあることがうかがえる結果となった。また、「新光 US−REITオープン」<2004093002>が578億円強の増加となり、4位に浮上している。同ファンドは7月まで4カ月連続で純資産増加額トップだったが、8月、9月と純資産額がマイナスになっていた。
カテゴリー別の純資産増加額をみると、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」などが上位に並んだ。一方、「国内REIT」や、国内株式型は小幅ではあるものの純資産額が減少したファンドが目立った。
純資産額を減らしたファンドでは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が221億円超のマイナスとなり前月に引き続き首位。ただ、9月に純資産額が1800億円を超える減少となったことと比較すれば、減少幅は小さい。次いで、「財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月分配型」<2003080502>が84億円強の減少だった。
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