「国際債券・北米(ヘッジなし)」など債券関連が上位に―11月の「カテゴリー」月間リターンランク

 モーニングスターはこのほど、2011年11月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準)。

 トータルリターン上位には、相対的に安定性が高いとされる国内や海外の債券に投資するカテゴリーが並んだ。主要なカテゴリーでは「国際債券・北米(ヘッジなし)」が0.60%となったほか、ファンド数は少ないながらも「国際債券・物価連動債(ヘッジあり)」「国際債券・物価連動債」などがプラスだった。欧州、日本の債券の利回りが上昇した一方で、米国債は低下するなど、リスク回避姿勢が強まるなかで米国債が注目されたようだ。変動の大きかった為替相場を反映してか、ランキング上位には為替ヘッジありのカテゴリーも目立った。

 全般的に改善がみられた10月から一転、当月は大半のカテゴリーでトータルリターンがマイナスとなった。11月は、イタリアやスペイン国債の利回りの上昇、ドイツ国債の入札不調などから欧州財政問題への懸念が一段と強まったほか、米国でも米財政赤字削減策に関する協議の難航・決裂、7−9月期の米GDP(国内総生産)改定値が速報値から下方修正されたことなどが相場の重しとなった。NYダウは結果的に、米クリスマス商戦の好調な出足や、日米欧の主要中央銀行によるドル資金供給の強化策での合意などを好感し、月末にかけて急速に切り返し小幅高となったが、世界の株式市場全体では下落した国が大勢だった。外国為替市場では、対ユーロで円高が進行。ドルに対しては円高基調で推移したあと、円安方向に大きく戻すなど、不安定な動きとなった。

 投資家のリスク許容度の低下や世界の株式市場の軟調な推移から、海外株式型のカテゴリーの下落が顕著だった。「国際株式・インド(ヘッジなし)」がマイナス13.37%、「国際株式・ブラジル(ヘッジなし)」がマイナス11.99%となったほか、主力カテゴリーでは「国際株式・エマージング・複数国(ヘッジなし)」がマイナス7.55%、「国際株式・グローバル・含む日本(ヘッジなし)」がマイナス7.10%などとなっている。このほか、国際REIT型のカテゴリーの低迷も目についた。

 ファンド数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」がマイナス4.90%、バランス型の「安定成長」はマイナス3.83%と中位のパフォーマンスとなった。このほか、通貨選択型ファンドが多い「国際債券・ハイイールド債(ヘッジなし)」はマイナス5.48%、「国際債券・エマージング・複数国(ヘッジなし)」はマイナス3.83%だった。
提供:モーニングスター社
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