大和住銀投信投資顧問は５月２１日、「高金利通貨オープン（愛称＝ワールドエイト）」（追加型／海外／債券）<2008021801>の投資対象通貨を入れ替え、ノルウェー・クローネを除外し、新たにインドネシア・ルピアを選定したと発表した。入れ替えは完了済みという。投資対象８通貨は、インドネシア・ルピア、豪ドル、ＮＺドル、メキシコ・ペソ、ブラジル・レアル、南ア・ランド、トルコ・リラ、ハンガリー・フォリントになる。

　５月２１日時点でノルウェーの政策金利が１．５０％に低下する一方、インドネシアの政策金利が７．２５％となっており、ノルウェー・クローネが高金利通貨としての魅力が薄れたと判断。また、インドネシア・ルピアについては、金融危機の状況が一服したことでリスクマネーが新興国に向かっていることや、ＩＭＦ（国際通貨基金）による支援体制が拡充された点などを評価している。
提供：モーニングスター社