シンプレクスAM、国内初のブル・ベア型ETF2本を投入、4月5日に東証上場へ

 シンプレクス・アセット・マネジメントは19日、「TOPIXブル2倍 上場投信」<1568.T>と「TOPIXベア上場投信」<1569.T>を4月5日に東京証券取引所に上場すると発表した。いずれも売買単位は10口、信託報酬は年0.7875%以内(税込)となっている。

 「TOPIXブル2倍 上場投信」はTOPIXの前日比変動率に対して2倍を乗じた変動率に計算された「TOPIXレバレッジ(2倍)指数」に連動する。「TOPIXベア上場投信」はTOPIXの前日比変動率に対してマイナス1倍を乗じた変動率に計算された「TOPIXインバース(−1)指数」に連動する。

 両指数の特徴は、前日比に対しては2倍(および−1倍)に働くものの、2営業日以上の比較においては複利効果により2倍(および−1倍)以上または未満となる点だといえる。半面、TOPIXが日々上昇・下落を交互に繰り返し、一定のレンジ内での推移となるケースでは複利効果により指数がだんだん減少していく特性もあり、投資家が利益を得にくくなる場合がある点には注意を要する。

 2009年、ファンドでもブル・ベア型の設定が目立っている。この流れは2012年の東証の規制改正を契機にETFにも及んでいる。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。