2012年4月前半の新設ファンドは計14本―国際債券型ファンドの設定が目立つ

 モーニングスターがまとめた、2012年4月前半(4月2日から13日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数は計14本(マネープールファンド、ETFを除く)となる見通し。3月後半の15本(DC、SMA、限定追加型含む)から減少したものの、前年同期間の9本から増加する見込み。先進国や新興国などを対象とする債券ファンドが14本中8本に上るなど、国際債券型ファンドの設定予定が目立っている。

 このほか、国内初となるブル・ベアETFが東証および大証にそれぞれ2本ずつ上場される。

 日興アセットマネジメントが4月6日に設定を予定する「ピムコ・グローバル債券F(ヘッジなし)」と「ピムコ・グローバル債券F(ヘッジあり)」は、日本を除く先進国の高格付け債券と新興国国債(米ドル建て)を主要投資対象として、それぞれ50%程度を組入れる。また、三菱UFJ投信が4月10日に設定を予定している「Navio南アフリカ債券ファンド」、「Navioインド債券ファンド」、「Navioオーストラリア債券ファンド」、「Navioカナダ債券ファンド」、「Navioブラジル債券ファンド」のシリーズ合計6ファンドは、それぞれの投資対象国通貨建ての国債等(インドはルピー建ての公社債やインド関連発行体が発行する米ドル建て公社債等)ならびに投資対象国通貨建ての国際機関債などに投資する。

 上記の日興アセットマネジメントの2ファンドと三菱UFJ投信の6ファンドについては、すべて販売会社がゆうちょ銀行となっており、同行のファンドラインナップがさらに拡充されることになる。

 ほかでは、世界各国の様々な先物取引を活用するオルタナティブ戦略のファンド4本も設定される。

 3月後半(3月16−30日)の新規設定ファンドについては、大和証券投資信託委託が3月22日に設定した「ダイワ・オーストラリア高配当株ファンド」<2012032201>が472億円を集める大型設定となったほか、三井住友アセットマネジメントが3月26日に設定した「三井住友・日本株式応援ファンド(愛称:日本の復活)」<2012032605>が61億円を集めた。
提供:モーニングスター社
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