「国内小型グロース」など国内中小型ファンドが上位に―3月の「カテゴリー」月間リターン
モーニングスターはこのほど、3月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。
同期間のトータルリターン平均の上位には「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジあり)」の6.17%が第1位に、「国内小型グロース」が5.60%の第2位、「国内小型ブレンド」が5.29%の第3位、「国内小型バリュー」が5.23%の第4位、「国内中型ブレンド」が4.50%の第5位となり、国内株式の中小型株式に投資するカテゴリーが上位を占めた。2月の日銀の追加的金融緩和の発表以降、円安・ドル高基調に推移したことで、国内株式型は輸出関連銘柄などの上昇が続くなか、値動きの軽い中小型株式ファンドが相対的に高いリターンとなった。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」がマイナス4.76%を筆頭に、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」がマイナス4.70%、次いで「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」がマイナス4.54%、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」がマイナス4.51%、「国際株式・ロシア(為替ヘッジなし)」がマイナス3.83%と続き、新興国株式ファンドの下落が目立った。3月は、中国の経済成長率見通しが引き下げられたことなどから景気減速懸念が浮上し、中国株式ファンドを中心に新興国株式ファンドのパフォーマンスが全般的に落ち込んだ。
カテゴリーごとのトータルリターンの内訳は、トータルリターンがプラスとなったカテゴリーは43カテゴリー、トータルリターンがマイナスとなったカテゴリーは24カテゴリーと、上昇したカテゴリーが多かった。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が3.42%で第9位、「バランス・安定成長型」が1.07%で第27位となった。国際株式型では「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が0.90%で第29位、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」がマイナス0.85%で第57位だった。また、通貨選択型ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」が0.17%で第39位、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」はマイナス0.14%で第46位となった。
提供:モーニングスター社
同期間のトータルリターン平均の上位には「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジあり)」の6.17%が第1位に、「国内小型グロース」が5.60%の第2位、「国内小型ブレンド」が5.29%の第3位、「国内小型バリュー」が5.23%の第4位、「国内中型ブレンド」が4.50%の第5位となり、国内株式の中小型株式に投資するカテゴリーが上位を占めた。2月の日銀の追加的金融緩和の発表以降、円安・ドル高基調に推移したことで、国内株式型は輸出関連銘柄などの上昇が続くなか、値動きの軽い中小型株式ファンドが相対的に高いリターンとなった。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」がマイナス4.76%を筆頭に、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」がマイナス4.70%、次いで「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」がマイナス4.54%、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」がマイナス4.51%、「国際株式・ロシア(為替ヘッジなし)」がマイナス3.83%と続き、新興国株式ファンドの下落が目立った。3月は、中国の経済成長率見通しが引き下げられたことなどから景気減速懸念が浮上し、中国株式ファンドを中心に新興国株式ファンドのパフォーマンスが全般的に落ち込んだ。
カテゴリーごとのトータルリターンの内訳は、トータルリターンがプラスとなったカテゴリーは43カテゴリー、トータルリターンがマイナスとなったカテゴリーは24カテゴリーと、上昇したカテゴリーが多かった。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が3.42%で第9位、「バランス・安定成長型」が1.07%で第27位となった。国際株式型では「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が0.90%で第29位、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」がマイナス0.85%で第57位だった。また、通貨選択型ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」が0.17%で第39位、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」はマイナス0.14%で第46位となった。
提供:モーニングスター社