2012年4月後半の新設ファンドは計17本―多様な資産クラスで新規設定相次ぐ

 モーニングスターがまとめた、2012年4月後半(4月16日から30日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数は計17本(限定追加型を含む)となる見通し。4月前半の14本(マネープールファンド、ETFを除く)から増加し、前年同期間の19本から減少する見込み。国内外の債券型や国際REIT型、高配当の新興国株式ファンド、新興国ハイイールド債券ファンドなど様々な設定が予定されている。また、繰り上げ償還を前提とする国内株式ファンドが3本設定される見込である。

 野村アセットマネジメントが4月19日に設定を予定する「野村 グローバルREITプレミアム(円)毎月」シリーズ4本は、国際REITを主要投資対象とした通貨選択型ファンドであり、加えて保有REIT銘柄にかかるコール・オプション(買う権利)を売却することでオプションのプレミアム収入の獲得を目指す「REITプレミアム戦略」を活用する。一方、大和証券投資信託委託が4月19日に設定を予定する「新・ダイワ日本株式F(限定追加/早期償還)」は、国際競争力のある部品・素材、その製造に関する機器などを手掛ける企業の株式に投資していく方針。基準価額が一度でも1万2000円を超えた場合、安定運用に入った後に繰り上げ償還するとしている。

 4月前半(4月2日から13日)の新規設定ファンドについては、新光投信が4月9日に設定した「みずほバリュー&リカバリー(繰償条項付)」<2012040901>が177億円を集めたほか、国際投信投資顧問が4月10日に設定した「国際 オルタナティブ戦略QTX(円H)成長」<201204100A>が163億円を集め、「国際 オルタナティブ戦略QTX(円H)分配」<201204100B>が117億円、「国際 オルタナティブ戦略QTX(円NH)成長」<201204100C>が72億円、「国際 オルタナティブ戦略QTX(円NH)分配」<201204100D>が31億円を集め、シリーズ4本で385億円となった。
提供:モーニングスター社
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