「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」が第1位に―3月の純資金流入

 モーニングスターはこのほど、国内追加型株式投信の3月の純資金流入状況(投資信託協会公表)をまとめた(DC、SMA、ETF、ブル・ベアファンド、3月の新規設定ファンドを除く)。

 第1位となったのは2月17日に設定された「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>で純流入額は868億円。ただ、同ファンドは適正な運用資産規模を維持するため、3月19日以降の買付申込受付を一時停止している。第2位は「ダイワ・US―REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>の842億円、第3位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>が635億円だった。以下、第4位の「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>が452億円、第5位の「野村 新興国債券投信Aコース(毎月分配型)」<1996042603>が388億円となった。

 3月は新興国で株価下落が相次いだものの、日米独など主要国は堅調に推移した。そうしたなか、国際REIT型、株式、債券を主要投資対象とするファンドなど、さまざまな種類のファンドが上位を形成した。

 3月の新設ファンドでは、3月22日に設定された「ダイワ・オーストラリア高配当株ファンド」<2012032201>が486億円の純流入だったことや、「日本割安株オープン」<2012030903>が154億円の純流入となるなど、既存ファンドの上位と比肩する資金流入が目立った。

 一方、純資金流出の第1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が441億円の純流出、前月の584億円からは143億円流出額が減少したものの、42カ月連続の純流出となった。第2位は「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)」<2003061301>で329億円の純流出だった。
提供:モーニングスター社
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