過去6カ月間では国内REITが首位に―6月末までの「カテゴリー」半年リターンと6月月間リターン

 モーニングスターはこのほど、6月末までのカテゴリー別の過去1カ月間ならびに過去6カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。

 過去6カ月間のカテゴリー平均は「国内REIT」が16.92%の上昇で第1位に、「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジあり)」が16.07%の上昇で第2位、「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が12.52%の上昇で第3位、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が12.28%の上昇で第4位、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジあり)」が10.47%の上昇で第5位となった。同期間、外国為替市場では、ユーロ・円が1ユーロ=100円台を割り込むなどの円高傾向が強まる場面もあり、為替リスクのない資産クラスとして国内REITのパフォーマンスが高まった。

 また、カテゴリー平均の下位では、「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」が8.06%の下落となり、「コモディティ」が4.70%の下落、「国際株式・ロシア(為替ヘッジなし)」が2.41%の下落と資源関連の資産クラスの下落率が目立った。

 所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が6.25%の上昇、「バランス・安定成長型」が4.08%の上昇となり、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が5.75%の上昇だった。

 一方、過去1カ月間のカテゴリー平均では、「国内大型バリュー」が7.25%の上昇で第1位に、「国内小型グロース」が6.24%の上昇で第2位、「国内小型バリュー」が6.05%の上昇で第3位、「国内大型ブレンド」が5.95%の上昇で第4位、「国内中型グロース」が5.92%の上昇で第5位となるなど、上位5位のすべてを国内株式型が占めた。同期間は、TOPIX(東証株価指数)が7.03%の上昇となったほか、東証マザーズ指数も16.25%上昇するなど、相対的に国内株式が優位だったことが高いパフォーマンスにつながった。

 カテゴリー平均の下位では、「国際債券・物価連動債(為替ヘッジなし)」が2.51%の下落となり、「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」が2.45%の下落、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が1.75%の下落だった。
提供:モーニングスター社
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