「Gomez投信運用会社サイトランキング2012」、三菱UFJ投信が初の第1位

 モーニングスターは7月25日、ウエブサイトをユーザーの視点で評価・ランキング付けした「Gomez投信運用会社サイトランキング2012」を発表。三菱UFJ投信が初の第1位となった(前回は第5位)。第2位は大和証券投資信託委託(同8位)とみずほ投信投資顧問(同30位)、第4位はニッセイアセットマネジメント(同1位)、第5位は三井住友トラスト・アセットマネジメントとなった。

 第1位の三菱UFJ投信は、全体的な情報構造やページ構成を維持しつつ、ファンド情報へのナビゲーションや情報を見やすくするための工夫、サイト利用者が支障なく利用できるかといったことへの配慮など、細部に至るさまざまな面で多くの改善を行った点が評価向上につながった。

 第2位はみずほ投信投資顧問と大和証券投資信託委託の2社。大和証券投資信託委託はトップページのリニューアルや細部の改修を行ったことで使い勝手が向上し、前回8位から評価を向上させた。みずほ投信投資顧問はサイトの全面リニューアルにより見やすさが向上し、前回30位から大きくポイントを伸ばした。

 全体では、前回調査から今回の調査の間に全ノミネートサイト(64サイト)のうち、およそ4分の1がサイト改修を行うなど、情報提供を効果的・効率的に行うかという課題に真剣に取り組む運用会社が増加しているという。

 同ランキングは、運用会社各社のユーザビリティを評価することを目的としたもの。投信会社各社が運用するファンドの特色や投資方針、定期的な運用経過報告、適時の臨時リポートなどの情報を伝えるための各種機能や使いやすさを、88項目により評価・スコア化し、総合的に優れた運用会社サイトを順位付けしている。調査期間は2012年7月12日から19日まで。今回は2011年8月に続き、2回目の発表となる。
提供:モーニングスター社
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