2012年8月後半の追加型新設ファンドは計8本―REITや金先物など多様なファンドが設定予定

 モーニングスターがまとめた、2012年8月前半(8月1日から15日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数(マネープールファンド除く、限定追加型含む)は計8本となる見通し。7月後半の18本(同)、および前年同期間の19本(同)から減少する見込みとなる。一方、設定ファンドは、アジアや米国のREITに投資するファンドや金先物ファンドなど多様なファンドの設定が予定されている。

 このほか、8月前半は単位型株式投信が5本設定を予定しており、高利回りのCB(転換社債)や劣後債などを主要投資対象としたものが目立っている。

 三井住友トラスト・アセットマネジメントが8月7日に設定を予定する「コア投資戦略ファンド(成長型)」および「コア投資戦略ファンド(安定型)」は、国内外の株式、債券、REITに加え、コモディティ、ヘッジファンドなどを主要投資対象とするバランス型ファンド。「コア投資戦略ファンド(成長型)」は、株式、REIT、コモディティに対して純資産額の75%未満を投資し、「コア投資戦略ファンド(安定型)」は、株式、REIT、コモディティに対して純資産額の50%未満を投資する。

 みずほ投信投資顧問が8月10日に設定を予定する「MHAM 金先物ファンド」は、米国の代表的な商品取引所に上場されている金先物取引の買い建てを行い、米国の金先物取引価格の値動きに概ね連動する成果を目指す。原則、為替ヘッジを行う。

 一方、7月後半(7月16日から31日まで)の追加型株式投信新設ファンドの当初設定額については、18本で542億円が集まった。UBSグローバル・アセット・マネジメントが7月27日に設定した「日興UBSアジア株式リスク・コントロール・F」<2012072702>が116億円を集めたほか、三井住友アセットマネジメントが同日に設定した「日興アジア・Hイールド債券プレミアム(毎月)」<2012072703>が総額149億円を集めた。

 なお、7月24日に設定された単位型株式投信の「グローバル優先証券ファンド(ヘッジあり)」が719億円と大型設定となり、単位型株式投信は計4本で908億円を集めるなど、追加型株式投信をしのぐ当初設定金額となった。
提供:モーニングスター社
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