投信協が6月の投信概況を発表、株式投信の純資産総額は2カ月連続のプラス

 投資信託協会は7月13日、6月の投信概況を発表した。日本、米国のほか、新興国の株価指数が堅調だったことを受けて、ファンド全体の純資産総額は前月末比8749億円増(前月末比1.6%増)の57兆901億円となった。運用増減が8282億円増、資金増減(設定と解約・償還の差し引き)が466億円増だった。
 株式投信は資金増減が3631億円増と2カ月連続でプラスとなった。運用面でも8282億円の増加で、純資産総額は前月比1兆1913億円増(前月比2.7%増)の45兆8916億円となった。
 分類別の内訳では、資金増減で国内株式型が前月末比466億円減、インデックス型(ETF含む)が同865億円減、バランス型が同142億円減とマイナスになったものの、国際株式型は1689億円、派生商品型は9億円増加し、ファンド・オブ・ファンズが3552億円と3カ月連続の大幅増加となった。また、運用増減に関しては、すべての分類でプラスとなった。
 「株価に調整ムードが出てきたことから、全般的に利益確定の解約が増えたもよう。半面、新興国は先進国以上の株価上昇を示し、ファンド・オブ・ファンズをはじめとする新興国関連のファンドが人気を集めた」(投資信託協会 副会長・乾文男氏)という。
提供:モーニングスター社
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