「(オーロラ2) トルコ投資F」が首位―9月の年初来トータルリターンランクなど
モーニングスターはこのほど、2012年9月末を基準とした年初来、過去6カ月、過去1カ月のトータルリターンをランキングした(DC、SMA専用、ETF(上場投資信託)、およびブル・ベア型を除く純資産額10億円以上のファンドが対象)。
年初来トータルリターン上位では、「(オーロラ2) トルコ投資F」<1996091201>で39.13%の上昇で第1位。続いて第2位が「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式」<2006053105>が38.63%の上昇、第3位が「ライジング・トルコ株式ファンド」<2011040102>で35.97%の上昇などとなり、トルコ株式に投資するファンドが上位となった。このほか、豪ドルで為替ヘッジする通貨選択型ファンドや、国内REIT型、インド株に投資するファンドも上位となった。トルコは欧州や中東・北アフリカへの輸出拠点としての経済優位性や政治的な安定性が高く、6月には大手格付け会社による格上げもあって、株式市場では年初から騰勢を強めている。
年初来トータルリターン下位では、「新日鉄住金グループ株式オープン」<2006073105>が18.64%の下落、「ポールソン・アドバンテージ連動F」<2009121001>が14.12%の下落、「WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)」<2009070101>が11.82%などとなった。
一方、過去6カ月間のトータルリターン上位では、「野村エマージング債券投信(金)毎月」<2011081007>が16.32%の上昇で第1位。続いて第2位が「ワールド・リート・セレクション(アジア)」<2007073107>で16.28%の上昇、第3位が「ワールド・ゲノムテクノロジーAコース」<2003111901>で16.11%の上昇などとなった。このほか、上位では、同期間に円高・ドル安が進んだこともあって、為替ヘッジありの新興国債券ファンドが目立っている。
過去6カ月間のトータルリターン下位では、「新日鉄住金グループ株式オープン」が30.91%の下落、「野村 日本ブランド株投資(レアル)毎月」<2009042303>が26.48%の下落、「野村 日本ブランド株投資(レアル)年2回」<2009042308>26.01%の下落などとなった。
また、過去1カ月間のトータルリターン上位では、「HSBC インド・インフラ株式オープン」<2009100101>が19.41%の上昇で第1位となった。第2位には「HSBC インド株式ファンド(3カ月決算型)」<2007091403>が入り、16.35%の上昇。第3位は「HSBC インドオープン」<2004113005>で16.00%の上昇となり、上位3本すべてがインド株式ファンドによって占められた。インド株式ファンドは同期間、財政赤字削減策や小売業など外資参入規制の緩和のほか、国内企業の海外からの借り入れに対する減税などの政策が打ち出されたことなどから、大きく上昇した。
過去1カ月間のトータルリターン下位では、「コモディティ・セレクション(食糧)」<2007122702>が8.41%の下落、「LM・ブラジル高配当株ファンド(毎月分配型)」<2011012401>が7.12%の下落、「グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル)」<2008032501>が4.63%の下落などとなった。
提供:モーニングスター社
年初来トータルリターン上位では、「(オーロラ2) トルコ投資F」<1996091201>で39.13%の上昇で第1位。続いて第2位が「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式」<2006053105>が38.63%の上昇、第3位が「ライジング・トルコ株式ファンド」<2011040102>で35.97%の上昇などとなり、トルコ株式に投資するファンドが上位となった。このほか、豪ドルで為替ヘッジする通貨選択型ファンドや、国内REIT型、インド株に投資するファンドも上位となった。トルコは欧州や中東・北アフリカへの輸出拠点としての経済優位性や政治的な安定性が高く、6月には大手格付け会社による格上げもあって、株式市場では年初から騰勢を強めている。
年初来トータルリターン下位では、「新日鉄住金グループ株式オープン」<2006073105>が18.64%の下落、「ポールソン・アドバンテージ連動F」<2009121001>が14.12%の下落、「WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)」<2009070101>が11.82%などとなった。
一方、過去6カ月間のトータルリターン上位では、「野村エマージング債券投信(金)毎月」<2011081007>が16.32%の上昇で第1位。続いて第2位が「ワールド・リート・セレクション(アジア)」<2007073107>で16.28%の上昇、第3位が「ワールド・ゲノムテクノロジーAコース」<2003111901>で16.11%の上昇などとなった。このほか、上位では、同期間に円高・ドル安が進んだこともあって、為替ヘッジありの新興国債券ファンドが目立っている。
過去6カ月間のトータルリターン下位では、「新日鉄住金グループ株式オープン」が30.91%の下落、「野村 日本ブランド株投資(レアル)毎月」<2009042303>が26.48%の下落、「野村 日本ブランド株投資(レアル)年2回」<2009042308>26.01%の下落などとなった。
また、過去1カ月間のトータルリターン上位では、「HSBC インド・インフラ株式オープン」<2009100101>が19.41%の上昇で第1位となった。第2位には「HSBC インド株式ファンド(3カ月決算型)」<2007091403>が入り、16.35%の上昇。第3位は「HSBC インドオープン」<2004113005>で16.00%の上昇となり、上位3本すべてがインド株式ファンドによって占められた。インド株式ファンドは同期間、財政赤字削減策や小売業など外資参入規制の緩和のほか、国内企業の海外からの借り入れに対する減税などの政策が打ち出されたことなどから、大きく上昇した。
過去1カ月間のトータルリターン下位では、「コモディティ・セレクション(食糧)」<2007122702>が8.41%の下落、「LM・ブラジル高配当株ファンド(毎月分配型)」<2011012401>が7.12%の下落、「グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル)」<2008032501>が4.63%の下落などとなった。
提供:モーニングスター社