10月後半の新設ファンドは計18本―米国REIT、豪ドル債券ファンドなどが目立つ

 モーニングスターがまとめた、2012年10月後半(10月16日から31日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数(DC、SMA、限定追加型含む、マネープール除く)は計18本となる見通し。10月前半の7本(同)から増加するが、前年同期間の29本(同)から減少する見込みとなる。主に海外資産を投資対象とする米国REITファンド、豪ドル債券ファンド、高配当株ファンドなどの設定が目立っている。

 DIAMアセットマネジメントが10月22日に設定を予定する「DIAM 米国リート・インカムプラス」は、米国の不動産投資信託を主要投資対象としつつ、オプション取引を組み合わせた「米国リートカバードコール戦略」を構築する。

 大和証券投資信託委託が10月26日に設定を予定する「ハイグレード・オセアニア・ボンド・FH(毎月)<愛称:杏の実フレックスヘッジ>」は、同社の主力ファンド「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)<愛称:杏の実>」<2003061301>の派生商品であり、豪ドルおよびニュージーランド・ドル建ての債券や短期金融商品などに投資するとともに、フレックスヘッジを行うことで為替差損の抑制を図る。

 また、SBIアセットマネジメントが10月30日に設定を予定する「中国本土人民元投資信託(毎月分配型)<愛称:あーるきゅーふぃー>」は、中国本土で発行・流通している人民元建ての債券および株式を主要投資対象とし、RQF2(人民元適格海外機関投資家)制度を活用する。主要投資対象の運用収益に加え、人民元高による為替差益の獲得を目指す。

 一方、10月後半(10月1日から15日まで)の新設ファンドの当初設定額については、7本で計45億円が集まったものの、やや低調な結果となった。
提供:モーニングスター社
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