「(オーロラ2) トルコ投資F」が首位―10月の月間トータルリターンランク
モーニングスターはこのほど、2012年10月末を基準とした過去1カ月間のトータルリターンをランキングした(DC、SMA専用、ETF、およびブル・ベア型を除く純資産額10億円以上のファンドが対象)。
過去1カ月間のトータルリターン上位では、「(オーロラ2) トルコ投資F」<1996091201>が9.58%の上昇で第1位となった。第2位には「ライジング・トルコ株式ファンド」<2011040102>が入り、9.00%の上昇。第3位は「JF チャイナ・ファンド」<2002121801>で8.47%の上昇となった。僅差の第4位が「JF チャイナ・アクティブ・オープン」<2004011602>で8.47%の上昇、第5位が「チャイナ・リサーチ・オープン」<2004061601>で8.27%の上昇となり、トルコ株式ファンド、中国株式ファンドが上位を占めた。
10月は、米国の株式市場が11月実施の大統領選前の手控えムードや米大手企業の収益予想の下方修正が相次いだことなどから対前月末比で下落した。ただ、先進国、新興国の株式市場はまちまちの展開となった。そうしたなか、国債の格付け引き上げ期待や上限金利の引き下げなどを背景にトルコ株式市場は相対的に高い上昇率となり、トルコ株式ファンドのパフォーマンスに寄与した。また、中国は上海市場が対前月末比で下落したものの、香港市場は当局が香港ドル売り・米ドル買い介入を行い、香港への資金流入の動きが強まることによる株高への期待が高まり大きく上昇。香港市場の上場銘柄の組み入れ比率が高いファンドが好パフォーマンスとなった。
一方、トータルリターン下位では、「野村 クラウド&スマート関連株投信Aコース」<2010041601>が8.42%の下落、「WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)」<2009070101>が7.33%の下落、「野村 SNS関連株投資Aコース」<2011102801>が6.57%の下落などと続き、北米株式を主要投資対象とするファンドの下落が目立った。
提供:モーニングスター社
過去1カ月間のトータルリターン上位では、「(オーロラ2) トルコ投資F」<1996091201>が9.58%の上昇で第1位となった。第2位には「ライジング・トルコ株式ファンド」<2011040102>が入り、9.00%の上昇。第3位は「JF チャイナ・ファンド」<2002121801>で8.47%の上昇となった。僅差の第4位が「JF チャイナ・アクティブ・オープン」<2004011602>で8.47%の上昇、第5位が「チャイナ・リサーチ・オープン」<2004061601>で8.27%の上昇となり、トルコ株式ファンド、中国株式ファンドが上位を占めた。
10月は、米国の株式市場が11月実施の大統領選前の手控えムードや米大手企業の収益予想の下方修正が相次いだことなどから対前月末比で下落した。ただ、先進国、新興国の株式市場はまちまちの展開となった。そうしたなか、国債の格付け引き上げ期待や上限金利の引き下げなどを背景にトルコ株式市場は相対的に高い上昇率となり、トルコ株式ファンドのパフォーマンスに寄与した。また、中国は上海市場が対前月末比で下落したものの、香港市場は当局が香港ドル売り・米ドル買い介入を行い、香港への資金流入の動きが強まることによる株高への期待が高まり大きく上昇。香港市場の上場銘柄の組み入れ比率が高いファンドが好パフォーマンスとなった。
一方、トータルリターン下位では、「野村 クラウド&スマート関連株投信Aコース」<2010041601>が8.42%の下落、「WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)」<2009070101>が7.33%の下落、「野村 SNS関連株投資Aコース」<2011102801>が6.57%の下落などと続き、北米株式を主要投資対象とするファンドの下落が目立った。
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